空手 川口市 仁勇館

仁勇館とは

《 指導理念 》 本道場は空手道の発展及び技法を伝授せしめ、老若男女に空手道を通じて強靭な身体を鍛え、人格陶治、体育知育の総合指導に意を注ぎ、有為な人物を育成し、社会に貢献することを目的と努力しております。空手道を始める人は空手道の品位、精神を理解し、「礼節、正義感、道徳心、克己、勇気の五つの資質」(空手道憲章参照)を身に着け向上させるよう日々努力しなければなりません。道場性が未成年者の場合、保護者の方もこの「五つの資質」をよく理解することで本会と同じ方向を向き、世の中に役立つ青少年育成に貢献するものとします。

    空手道憲章 第二条 五資質の解説

礼節・・・        社会秩序を保ち、人間関係を円滑に維持するために守るべき 社会生活上の規範を「礼」という。また、「日本礼節論」曰く 相手を尊敬し、自分を謙遜し、行いを丁寧にすることが「礼」であり、この「礼」を時に即し、場合に応じて自分の行動ができるように、わきまえることを「節」という。大人と子供の違いは「節」を知り身に付けるか否かであり、「礼節」を知って初めて一人前の人間と言えるのである。

正義感・・・ 義は「人の道」を意味し、下(弱き)を愛しむ仁愛の心をもって正しい人の道を実践することを正義という。虐待やいじめは正義感の薄くなりつつある我が国の社会現象である。今それを変えていくことが、まさに我々の空手道の道である。

道徳心・・・ 善悪をわきまえた正しい行動を行うための規範のことが道徳である。 社会人としてのマナーや道義を守ることはいうまでもなく、自己中心の態度を戒め、周囲に対する協調性、心配   りや思いやりをもって道徳を実践しなければならない。

克己・・・  自己の欲望に打ち勝つ(耐える)ことが克己であり、厳しい修業に耐える根気と勇気のほか社会生活の中で他人への思いやり、心配りを行動に移すことも真の勇気である。

勇気・・・  厳しい環境に飛び込む勇気、悪しき誘惑を断ち切る勇気の他、社会生活の中で他人への思いやり、心配りを行動に移すことも真の勇気である。

《道場訓 》  人格完成に努めること。 誠の道を守ること。 努力の精神を養うこと。 礼儀を重んずること。 血気の勇を戒めること。

《具体的な指導方針》礼儀、協調性、自信を身に付ける。まずはお腹のそこから出す気合い「エイ」でおおきくはっきりと声を出せるように、又返事がない場合には常に声掛けをしてゆきます。一カ月を過ぎると聞こえないくらいの小さな声の子がみんなと一緒に出す大きな自分の声の心地よさに気づいてゆきます。自らの気づきを大切にし、厳しさの中に、楽しさ、発見を織り交ぜ子供たちの成長を見守ります。

《心の達人ノート》(あいさつ、へんじ、くつならべ などを出来たと思う分だけ塗っていく)に毎日取り組み自ら自分自身の変化に気づくよう指導してゆきます。 子どもたちは無限の力を持っています。 道場での教えや仲間との関わりで自らが気づいてゆくことを促します。


論語 第7第14憲問篇5に由来

優しさや正しいことを語るのは容易であるが、自分自身にも他の人にもそれを実行することは難しい。
だからこそ空手道に真摯に取り組むことにより、仁勇一致を目指す。


流派:松濤館流  所属団体:全日本空手道連盟・連合会  会派:大濤会

(公財)全日本空手道連盟は (公財)日本体育協会、(公財)日本オリンピック委員会の加盟団体であり、各都道府県連盟や多くの流派、団体が加盟しています。小学生からシニアまでの各種全国大会が毎年開催され、12月に日本武道館で開催される全日本空手道選手権はNHKで放映されています。 仁勇館では全空連ルールに則し ポイント制寸止めルールで稽古を行います。